大崎市の「化女沼古代の里」
宮城県女子駅伝大会の観戦のため、大崎市にある「化女沼古代の里」を訪れてきました。
「化女沼古代の里」は、化女沼の西岸にある公園で、古代の城柵・官衙遺跡である宮沢遺跡にちなんで造られた公園で、広い敷地には、ローラー滑り台などの遊具施設やバーベキューなどが楽しめるカマド、縄文・弥生時代の住居を再現した古代村などがあります。
宮沢遺跡は奈良時代~平安時代の城柵・官衙(かんが:古代の役所跡)遺跡であり、昭和49~51年に行われた東北自動車道の建設に伴う発掘調査により発見されたもので、昭和51年には国指定の史跡になりました。
また、その対岸には、廃墟スポットとして有名な遊園地「化女沼レジャーランド」があります。
「化女沼レジャーランド」は、昭和54年に開園し、最盛期には年間20万人ほどの来園者で賑わい、仙台でもテレビCMなどでよく流されていた記憶があります。
しかし、バブル崩壊後は来園者が激減し、平成12年に休園しました。
長年風雨にさらされた遊具は、すっかり朽ち果てていますが、その雰囲気ゆえに近年映画やテレビ撮影などに使われる人気スポットになっています。
また、最近では、元運営会社が売却先を5億円で公募していることが、様々なメディアで取り上げられ話題となっています。