岩井崎の三陸復興国立公園
震災後初めて三陸復興国立公園の気仙沼南端にある岩井崎を訪れました。
おそらく10数年ぶりになります。
震災後は、復旧工事のため立ち入ることはできなかったのですが、岬近くまで公園が整備されていました。
かつては駐車場から岬まで結構な距離を歩いた記憶があるのですが。
郷土出身の横綱第9代秀の山雷五郎の銅像は、震災にも負けずしっかり残っており、まさに「のこった、のこった!」です。
津波によって幹や枝などが被害を受けたものの、一部が奇跡的に残り、その姿が龍の形に似ていることから名づけられた「龍の松」は、震災当時の記憶を呼び起こします。
また、近隣には、東日本大震災遺構の伝承館も最近オープンしています。
その伝承館と並んで、震災により多くの犠牲者を出した気仙沼向洋高校の校舎が、そのままの形で残されています。
ここを訪れた方が東日本大震災を振り返るとともに災害への備えについて、もう一度考えていただく機会となることを願っております。
↑ 「潮吹岩」~わずかに潮が噴き上っています
↑ 震災後も一部が奇跡的に残った「龍の松」
↑ 東日本大震災遺構「伝承館」