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雨の「仙台国際ハーフマラソン」


今年も仙台国際ハーフマラソンの季節がやってきました。

全国から1万人以上のランナーが集い、新緑のケヤキ並木が清々しい定禅寺通をはじめ、初夏の杜の都仙台の街を駆け抜けます。

今年もエントリー開始からわずか29分で定員に達したほどの人気のある大会で、県外からの参加者が約4割を占めているとのことです。

季節の美しい景観に加え、トップアスリートの走りを間近で見られることや仙台すずめ踊りなどの沿道の惜しみない声援が魅力になっていると思います。

私も震災後連続して出場していますが、今年は小雨の降る中でのレースとなりました。

スタート前には、例年通り東日本大震災で犠牲になった方への黙とうがあり、奥山仙台市長による号砲の合図後には自衛隊の心奮い立たせるようなブラスバンド演奏が鳴り響く中、ゆっくりと走り出していきました。

今年は雨の影響で気温も15℃位、風もほとんどなく走りやすいように感じつつ、いつもどおり制限時間内で完走することができ、存分に楽しむことができました。

震災から6年を経過し震災の記憶の風化が懸念されていますが、県外から来た参加者が、被災地を思い出すきっかけにしてくれることを願っています。

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