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東北・みやぎ復興マラソン


第1回の東北・みやぎ復興マラソンを走ってきました。

この大会は、岩沼市の海浜緑地公園をスタート後、南下して亘理町荒浜、そこから北上して名取市閖上を折り返して再び海浜緑地公園に戻ってくるコースで、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域を駆け抜けるものです。

途中、当日から供用開始となった嵩上げされた真新しい復興道路を走り、震災後の光景や岩沼や閖上の復興モニュメントなどを見ながらのコースです。

海沿いを走るのですが、巨大な堤防が築かれており、間近に波の音はすれど、海の光景はまったく見えません。

フルマラソンの参加者は全国すべての都道府県から集まり、その数は1万2千人にもなり、そのうち県外からの参加者はなんと3分の2を占めています。

これだけ多くの方が今でも震災復興に対し特別な想いを抱きつつ来てくれるとは、地元の人間としてはただただ感謝するのみです。

当日は、所属する中小企業診断協会のユニフォームを着て走りましたが、大阪や愛知から参加した中小企業診断士の方々にたくさん声をかけてもらいました。

写真の完走記念のフィニッシャーストーンは、東京駅屋根のスレートとしても使われている雄勝硯で有名な雄勝石でできており、リボンは同じ被災地の熊本の方が丹精こめて作ったものだそうです。

個人的なタイムは、今までよりかなり悪く、直前はかなり走り込みをしましたが、それでも日頃の練習不足の感があったこともあり、途中からは楽しむことととりあえずフィニッシュだけはしようという思いで、途中歩きながらもなんとか走り切ることができました。

最後に、遠い県外からわざわざこのために参加してくれたランナーの方々には、重ねて感謝いたします。

(写真下:毎日新聞より掲載)

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