介護事業所の経験交流会
公益財団法人介護労働安定センター主催の「介護職のための魅力ある職場づくり経験交流会」がイズミティ21で開催され、パネルディスカッションでのコーディネーターの1人として参加してきました。
この交流会は、「介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業」として、今年度実施された「地域コミュニティネットワーク」活動での雇用管理の好事例やICTを活用した先進的取り組み事例の発表後、パネルディスカッションを行うものです。
雇用管理の好事例では、コミュニケーション向上研修の実施により、業務の流れが非常によくなり、職員の顔に笑顔が増えるなど、介護サービスの質の向上も図られ、その結果、利用者の満足度が上がり、利用者数の増加につながるという好循環が生まれていました。
タブレット端末や介護ロボットなどのICTを活用した先進的な取組みでは、業務の効率化や平準化、あるいは職員の腰痛予防といった効果がみられ、「時間外勤務が短縮した」「月末・月初に集中する事務を平準化できた」「定時の休憩時間が取れた」などの雇用管理面での改善、さらには利用者へのサービスに集中する時間が確保できるようになり、介護サービスの質向上にもつながっていました。
このような発表された事例が、少しでも魅力ある職場づくりの参考になればと願っています。
寒い中、多くの来場者に来ていただき感謝申し上げます。