南三陸町の復興への歩み
被災企業の支援のために、久しぶりに南三陸町に行ってきました。
まだまだ、復旧工事が続く南三陸町ですが、行くたびに街の様子が変わっていくのに驚かされます。
「南三陸さんさん商店街」は、これまで仮設店舗で営業していたものを、昨年3月にかさ上げした土地に移転オープンしています。
現在30近くの店舗が営業しており、木の香りがする建物内には、地元の素材を扱う鮮魚店や加工品店をはじめ、「きらきら丼」など、おいしい海鮮が食べられるお食事処もあります。
その他にも、電気屋や衣料品、美容室など、地域のみなさんの生活を支えるお店もたくさんあります。
商店街からは、震災を後生に伝えるシンボルとして保存されることが決定した防災庁舎とその周りの造成工事の様子がみられます。
まだまだ長い道のりですが、7年を経過し、ここで暮らしたいと願う町民のみなさんの想いが少しずつ形になり、ゆっくりと街は復興しているように感じます。